大窪城址
2009.12.19 TOPへ
◇写真は今日訪問した大窪城址である。日立市の中世のお城でもっとも遺構が多い城といえる。大窪城は、まず治承元年(1177)に標高130mの愛宕山に築城された。これを愛宕山城と呼ぶ。14世紀ころ(応永年間)に愛宕山隣の天神山(標高134m)へ城が移され天神山城と呼ぶ。16世紀(天正年間)には天神山突端に盛り土して写真の大窪城が作られた。今日はこれら三つの城に登った。愛宕山城と天神山城は山城で、空堀の址が見られた。
◇大窪城本丸址には、郷校暇修館が昭和48年に復元された。写真はその裏庭から撮った。中央前方には、木の間から駒つなぎイチョウのある鹿島神社の森が見える。
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